ABCDEF

2005年11月09日

ぼくの白状

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先月は公私共忙しく、あまり本が読めませんでした。

そんな中、最近読んだ「ぼくの白状」(小檜山 博)は、「新聞広告」を見て購入した本ですが、私が想像した以上に面白かった本でした。

「感動」したという域ではないが、作者の人生に沿って、1つ1つの出来事を、エッセイ風に書いた作品で、その1つ1つが、原稿用紙5〜7枚程度に書きまとめてあるので、ぶつ切り状態でしたが、軽く読め、一挙に最後まで読んでしまいました。

一般的に、その本に対する自分の期待値がそれ程高くない時、予想以上に面白かった時は、本当に得したような気分になります。

どん底の貧乏一家に生まれながら、いくつかの試練と経験を経て、大成していく。だからと言って、大成功物語ではない。「自分でも作家という情けない、だらしない落ちぶれた人種」と評価しているが、なかなかいい生き方である。

だからと言って、聖人でもなく、65歳の今はこよなく、美味しいものとお酒を愛し、食指つづけている。

後記には

「ものを書くということは、己の生きざまを繰り返し確認しつづける行為という気がする」とあり、私のチョイハナも、ちょっとそんな気がし、共感もしました。

でも年に150回の講演をこなす、立派な方でもある。
昔流の普通の人の言動であるが、現代においてて我々が無くしかけているいろんな事象を思い出してくれる。


posted by Dr.Mura at 05:30| 東京 🌁| Comment(3) | TrackBack(0) | 本と添い寝 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
チョイハナ編集長、毎回、本の紹介ありがとうございます!買って読んだ本に「歯ごたえ」があると、何とも嬉しいものだと思います。このブログも短編のエッセイの連続なので、中から厳選して製本したら、立派な本になるかもしれませんね!

私も今週、面白い本を2冊読みました。どちらも私のものさしでは「大当り」に属するもので、もしかしたら、興味を感じて頂けるのではないかと思います。折角なので、ご紹介させて頂きます。

1)「マジックの心理トリック(吉村達也)角川oneテーマ21」
マジック愛好家であり、推理小説作家である著者が、カードマジックを中心に、マジックの手法、考え方について語る一冊。最後に「十五年以上作家生活を続けてきていますが「紙数が尽きてしまいました」という表現を書き添えることになったのは、今回が初めてのことでした」とある通り、マジックに関する深い見識に満ちた本でした。マジックはこういう気持ちで見ると楽しいということが理解できる本でもあります。少し手品を覚えたくなりました。

2)「生協の白石さん(白石昌則、農工大の学生の皆さん)講談社」
ブログ時代が、日常のささいなコメント、大学の生協の片隅の風景を、日本中に発信したと言えましょう。帯カバーによると、ダイエーの林会長をして「史上最強のセールスマンは生協にいた!」と言わしめています。帰りの電車で1時間でよみましたが、ワクワクする本です。話題の本というのも納得です。こういう文章が書ける人って素晴らしいなと思います。

またまた、つい、長文のコメントになってしまいました。。。
Posted by セニョールS at 2005年11月16日 00:29
いつもありがとうございます。

1)面白そうですね、読んで見たいと思います。
私はマジック系で、Mrマリックの成功発想術を途中まで読みました。手品もさることながら、ビジネスの感覚捕らえた本です。

2)話題作です。すでに読みました。
Posted by チョイハナ編集長 at 2005年11月16日 00:43
2)もう読まれていましたか。。。
早いですね〜
Posted by セニョールS at 2005年11月16日 01:13
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